定年後稼げる資格は?

新型コロナの影響で経済活動が止まれば、当然求人は減ります。

「自分の定年後にできる仕事はあるのか?」

中高年の求職環境は、ただでさえ狭き門なのに、より深刻さを増しています。

そこで、「資格」が定年後にできる仕事を得る「武器」となります。

決して取得は難しくないけれど、その資格を有しているかどうかで採用・不採用を分けるかもしれない「稼げる資格」を紹介します。

取得は決して難しくないけれど、持っているかどうかで採用・不採用を分けるかもしれない資格です。

2倍以上に月収がUP!

定年前に資格を取得しておけば、その後の再就職や転職において有利です。

なぜなら、新型コロナが落ち着いたとしても、求人の減少はすぐには解決しないでしょうし、超高齢化がさらに進み、定年後にも働きたいと望む人はより一層増えるからです。

そして、再就職の門戸は狭まり、運よく元の会社に再雇用されても給料の低下は避けられません。

ですから、「資格」が重要になってくるのです。

資格と聞くと、弁護士や医師などのお堅い資格を思い浮かべる人が多いですが、実は短期間の勉強でも取得でき、定年後に有効利用できる資格は少なくありません。

自宅待機生活で時間のできた今こそ、資格を取得するチャンスなのです!

定年後の求職で有利にはたらく資格

ボイラー技士・電気工事士

オフィスビルやマンション、商業施設などの電気やボイラー設備の点検・整備のメンテナンス業務は建物がある限り需要が続きます。

そこで、必要とされるのが、ボイラー技士や電気工事士の資格を有している人材です。

電気やボイラー設備の点検・整備を担う人材として重宝されます。

タワーマンションやオフィスビルの建設は頭打ちになると予想されますが、メンテナンス業務はビルがある限り需要が続きます。

しかも無資格の清掃員と比べて、技術職の有資格者は高給が期待できます。

現在の求人状況をチェックすると、ビル清掃は月収9万円ほどですが、ボイラー技士は2倍以上となる月収20万円の募集もありました。

このように、専門性の高いボイラー技工や電気工事工といった技術系の資格は、中小企業の再就職に有利になります。

『すぐ現場に行ってくれ』と歓迎されることもあります。

事務職は在職者や希望者が多く、倍率が高いので、専門性の高い技術系の資格を取ることが有利だと言えます。

宅地建物取引士(宅建士)

不動産業に興味のある人には宅地建物取引士(宅建士)が向いています。

宅地建物取引士の資格を待っていないと不動産取引の締結までに必要となる『重要事項説明』ができません。

宅地建物取引士の勉強期間は概ね3~6か月となりますが、不動産会社や企業の不動産部門から引く手あまたで、有資格者には手当を給料に上乗せしたり、ボーナスに資格分を反映する企業もあります。

介護系

介護系は、今後、稀少な売り手市場となると見込まれています。

それは、介護業界の労働者の数が、少子高齢化による人口減とAIの発展により多くの労働市場が縮小するなか、5年後に約34万人不足すると言われてるからです。

稀少な売り手市場となるだけに、今後は大幅な賃金上昇が見込まれます。

介護事務管理士

介護事務管理士は、汎用性が高い資格です。

介護事務管理士は、仕組みが複雑な介護保険サービスの料金計算など、事務作業のスキルを認定する資格です。

ケアプランを作成するケアマネージャーの補助ができるので、介護現場におけるニーズが高いのです。

認知症介助士

2025年には認知症の有病者が700万人に達すると予測されています。

そのため、認知症介助士が、需要を期待されています。

認知症介助士とは、認知症の方への適切な対処法を身につけていることを認定する資格です。

認知症がより広がれば、認知症のお客さんが、訪れるであろうホテルや百貨店などの小売り・サービス業でも需要が広まります。

認知症介助士の資格があれば、介護職だけでなく、小売り・サービス業を中心に幅広い業種への再就職が有利になるでしょう。

介護系の資格取得のメリット

一般的に介護系の資格は介護福祉士やケアマネージャーなど、介護職の人がスキルや給料をアップするため取得するものです。

介護職ではない職種の人が介護系の資格を取得していると、再就職先の採用担当者が「この人は向上心が強い」と肯定的に評価するケースがあります

ドラッグストア・ホームセンター

店頭での『売り物』に関連する資格を取っておけば、販売現場で採用されやすくなるというメリットもあります。

そして、職場によっては数千円の資格手当がプラスされる場合もあるのが、サプリメントアドバイザーやDIYアドバイザーなどの資格です。

定年退職を迎えた人が、ドラッグストアやホームセンターなどの小売店舗で働くケースも多いのですが、DIYアドバイザーは、地域の生涯学習での講師役のような「やりがい」を感じる職にも近づくと言われています。

超高齢化で薬の需要が高まるなか、一般用医薬品販売を行なう資格である登録販売者の活動の場も広がります。

近年の規制緩和で薬の販路は広がっていて、薬局やドラッグストアだけでなく、スーパーやコンビニ、ホームセンターでも求人需要があります。

独立の道も開ける事務系の資格

将来的に独立の道も開けるのがFP技能士です。

事務方のサラリーマンには馴染みがあるのではないでしょうか?

ファイナンシャルプランナー(FP)技能士の資格は企業活動の基盤となる経理や資産運用、税金などに精通している証で、様々な部署での活躍が見込めます。

一見すると専門性が高そうな印象を与えますが、FPが扱う内容は生活に密着したお金なので学びやすく、およそ3か月程度での取得を狙えます。

税金、年金、資産運用などの知識を身につけておけば、自身の老後の生活設計にも役立ちます。

基本的には現在の仕事を補強するような資格を取っておけば、再就職の際に自分の強みをアピールできます。

どんな定年後を送りたいのか?

それを考えることから、どの資格を取るのかを考えるのが良いと思います。

定年後稼げる資格一覧


資格名 資格内容 生かすことができる職場 合格までの目安 難易度
建物系 電気工事士(第2種) 600ボルト以下の「一般用電気工作物」について、配線や工事の作業に従事できる 電気・設備工事の請負会社 3か月 ★★★
ボイラー技士(2級) 蒸気ボイラーや温水ボイラーの操作、点検などの業務ができる マンション・ビル管理会社や熱供給事業会社など 3~6か月 ★★
宅地建物取引士 不動産売買などの際、土地や建物について専門知識を有してない顧客に説明ができる 不動産会社や町の不動産屋、企業の不動産関連部門など 3~6か月 ★★★


資格名 資格内容 生かすことができる職場 合格までの目安 難易度
化学系 危険物取扱者
(乙種第4類)
火災危険性の高い危険物を扱える。乙4はガソリンなどの引火性液体が取り扱い可能に ガソリンスタンドや化学メーカー、研究所など 5か月 ★★


資格名 資格内容 生かすことができる職場 合格までの目安 難易度
小売系 DIYアドバイザー 工具の選び方や使い方、DIYの方法などについて指導や相談ができる ホームセンターや百貨店、大型スーパーなど 2か月 ★★★4
登録販売者 かぜ薬や鎮痛剤などの一般用医薬品販売を行えるようになる 薬局、ドラッグストアに加え、スーパーやコンビニなど 8か月 ★★
サプリメントアドバイザー
(日本ニュートリション協会認定)
サプリメントの使用目的、活用法に関する知識があると認定される 健康食品会社やドラッグストア 3か月 ★★


資格名 資格内容 生かすことができる職場 合格までの目安 難易度
介護系 認知症介助士 認知症の方への適切な対応の仕方を身につけていると認定される 介護施設や百貨店、ホテルなど 3か月
終活アドバイザー 「エンディングノート」の作成など、終活を進める人にアドバイスができるようになる 介護施設や葬祭業者 4か月 ★★
介護事務管理士 受付や会計、レセプト事業などを担当する介護事務のスキルがあると認定される 老人ホームやデイサービスなどの介護施設 4か月 ★★
レクリエーション介護士(2級) 介護施設で高齢者に介護の一環でレクリエーションを提供できるようになる 老人ホームやデイサービスなどの介護施設< 3か月


資格名 資格内容 生かすことができる職場 合格までの目安 難易度
事務系 FP技能士(3級) 個人の資金計画や資産運用、保険、相続などのアドバイスを行なえる FP法人(コンサルティング会社)。独立の道も 3か月 ★★
知的財産管理技能士(3級) 企業内で特許、実用新案、商標などの知的財産に関する知識があると認定される 新技術を開発するメーカー等の特許、著作権などを扱う部門 2か月 ★★
簿記検定(2級) 企業の会計事務を担い、財務諸表の作成に関する知識があると認定される 民間企業の経理部や営業部門、経営企画など 3~6か月 ★★★
ビジネス統計スペシャリスト エクセルを使ってビジネスデータの統計分析ができるようになる ほとんどの企業 3か月 ★★